「バルト」とは、
中世以来バルト海沿岸地域全体を指し示す呼称として用いられて来た。この環バルト海の覇権を巡り、
ロシア、
デンマーク、
プロイセン、
ポーランドなどが争った。このバルト海を制す国が、後世バルト帝国と呼ばれるようになる。そのため、バルト海を意味する「マーレ・バルティクム」(
Mare Balticum,
ラテン語)は、バルト帝国と同意義語として扱われる様になった。バルト海はまた、
ヴァイキング時代の後に「スウェーデン海」、あるいはスウェーデン・ヴァイキングの名から付けられた「ヴァリャーグ海」とも呼ばれた事もあった。