大阪市立大学 wikipedia|無料辞書
◆ 概観
◇ 大学全体
大阪市立大学の主な母体である
旧制大阪商科大学は日本最初の市立大学として創立された。2008年時点で公立大学としては最も規模が大きく、現在8学部10研究科を設置している。2005年5月1日時点で、学部所属学生7105人、研究科所属学生2063人、教員852人。学術情報総合センターは、2005年8月現在約236万冊の蔵書のある
図書館(
大学図書館の蔵書数では全国10位)と情報処理センター機能を有している。このセンターは大阪市民も利用することができ、平日22時まで開館している。また学生の4割強が大阪府民であるが、文系学部は理系学部より他県からの学生が多い傾向がある。
◇ 建学の精神
旧制大阪商科大学設立時の大阪市長である
關一が大学開設にあたって発表した「大学は都市とともにあり、都市は大学とともにある」および「国立大学の"コッピー"であってはならぬ」という発言は現在でも大阪市立大学の理念とされている。
◆ 沿革
◇ 略歴
五代友厚ら当時の大阪財界有力者によって
1880年に創設された「大阪商業講習所」および同講習所を改組して設立した大阪市立大阪商業学校が源流。
東京高等商業学校(現
一橋大学)に次ぐ2番目の官立
高等商業学校誘致を神戸市と争って敗れた大阪市が
1901年に大阪市立大阪商業学校を改組して独自に大阪高等商業学校を設立した。この経緯から現在でも一橋大学、
神戸大学とは
旧三商大として交流がある。その後、
1928年に学部・予科・高等商業部を持つ旧制大阪商科大学が誕生した。
大阪市立大学の公式サイトでは創立年を1949年としているが、この大学が発行している公的な大学史である「大阪市立大学百年史 全学編 上巻」(1987年 大阪市立大学百年史編集委員会)では大学の創立を1880年としている。また、大学の設置に関しては新制大学となった1949年を起点としているため、本稿でも同書の公式見解を元に創立年を1880年、設置年を1949年としている。