計数貨幣(けいすうかへい)は、
個数貨幣(こすうかへい)とも呼ばれ、一定の形状・品位・
量目を持ち、表面にその価値を示す数字あるいは刻印が施され、それによって数字または刻印に示された貨幣価値を保証された
貨幣のこと。これを取引に用いる当事者の間ではその個数を数える(複数の種類を有する場合にはそれぞれの種別ごとの価値の合算によってはじき出された価値)に従って無条件に授受される。
古くより計数貨幣は存在したが、贋金製造や表面の削り取りなどの不正行為によって、必ずしも保証された価値と実際の価値が合致しない場合もあり、実際の品位や量目に基づいた
秤量貨幣が長く用いられてきた地域があった。近代に入り、機械的な鋳造・印刷技術によって精巧な貨幣・
紙幣が発行されることによって計数貨幣は一般的な貨幣の仕組みとなった。